夕方、買い物に出た。
私は進行方向右側の歩道を歩いていた。
私の住んでいるところの隣は山大の女子寮と、外国からの留学生のアパートである。
同じ歩道で、前から白人の男性が歩いてきた。
私は無意識に「右に」避け、道を開けようとした。
白人男性は「左に」よって道を開けようとした。
結果、二人共鉢合わせになってすぐには通れなくなった。
人が右側・車は左側という国は日本とイギリス・イギリスの植民地だったところで、大半は人が左・車は右だろう。
私は一人苦笑しながら、「手刀」をしながら白人男性の前を通り向けた。
小さな文化の違いを感じた瞬間だった。
白人男性、多分手刀の意味がわからなかっただろうなあ。
そういえば、私はエスカレーターも右側に乗り、左側を開けるが、逆の人が多い。
郷に入っては郷に従え。
注意しないと。
令和3年(2021年)4月5日
