
洗濯機につないだ水道の蛇口から、水が漏ってきていることに気がついた。
管理人さんに連絡を入れたが、日曜で休み。月曜に水漏れの確認に来てくれることになった。
部屋に来て管理人さんは、
「水漏れなどの修繕は、蛍光管の交換等と同じで修理は部屋の借り主の負担となります」
とのこと。
蛍光管は自分たちで準備してつけたものだから、明かりがつかなくなったとしてもこちらが費用を負担して蛍光管を交換するのは納得できるが、水道の水漏れの原因となるパッキンの劣化は、一年や二年で起きるものではない。建物の管理者が負担して交換のような気がするのだが、管理人さんもただの雇われ人。管理人さんに文句をいっても始まらない。
しかし、管理人さん、パッキンを持っているので交換してくれるという。
水道の元栓を締め、手際よくパッキンを交換してくれた。
もう一箇所の水道でも水漏れ気味だったので、パッキンの交換方法を教えてもらいながら、私が修理した。
パッキン代だけでも請求してほしいと管理人さんにいったが、笑ってごまかされてしまった。
いらないという。
せめて温かい珈琲でも飲んでいって、というとこれからいろいろとしなければならないことがあるからと固辞されてしまった。
ありがたい話である。
管理人さんの乗ってきた自動車のワイパーのところに、お礼のメモと缶珈琲を置いてきたら、管理人さんがわざわざお礼を言いに来てくれた。
いやいや、お礼を言わなければならないのはこちらですよ。
令和4年(2022年)1月31日
