従来の店舗を構えた銀行の支店がのきなみ閉店している。
私の住んでいるところの近くにあった支店も閉店。近くにATMはあるものの、いついっても長蛇の列ができるようになってしまった。
不便である。

そこで、最近ネット銀行に口座を開設して今までの銀行からお金を移すことにした。
そうすれば、仮に転居などとなっても、今まで使っていた銀行の口座を解約して、その地方の銀行に新たに口座を作らなくてすむ。
またATMはコンビニなどにあり、しかも全国どこででも手数料がかからない。口座を作ってみてわかったのだが、金利も今までの銀行よりも高い。同じ銀行間の口座だったら手数料が無料だったり、ATMの使用料が土日祝日関係なく無料などというサービスもある。
そこで、子供にも同じ銀行の口座を作らせて、仕送りを無料でおこなえるようにした。しかも、日付を指定して、定期的に送金できる。
電気代やスマホ代はクレジットを介して支払っていたが、そのクレジットの引き落とし口座もネット銀行にした。遠くの支店に行かなくても近所のコンビニで入金できる。
問題は上下水道台の引き落としだった。クレジットで支払うことができない。先程水道局に電話してみたら、ネット銀行からの引き落としはできないとのことだった。
水道料金のためだけに、従来の口座を残すことにした。幸い、この口座の銀行の支店はすぐ近くにある。
郵便局と労働金庫の口座も残すことにした。
郵便局はどこにでもあるし、労働金庫はどの銀行のATMを使ってもキャッシュバックという形で使用料が無料なので。
ネット銀行といえども国の認可を受けたれっきとした銀行ということを改めて感じた。
Web上でログインするにも認証が結構厳しい。
逆に言えば、それだけ安全に配慮しているということなので、安心である。
もともとそんなにお金を持っているわけではない。
もしネット銀行が倒産しても国がお金を保証してくれる額の数%しか、持っていない貧乏庶民の我が家である。したがって、ネット銀行の金利は魅力的だった。
(22.02.2)
